彼氏が浮気をしている場合、彼氏と浮気相手を別れさせたいと感じるのは、ごく自然のことです。
しかし、実際それは簡単なことではありません。彼氏と浮気相手を別れさせるには、気をつけるべきことや、相手によって使い分けるべきコツがあります。
今回は、彼氏が浮気相手と別れない理由と、別れさせるためにできることを紹介していきます。
彼氏と浮気相手を別れさせることはできる?
彼氏が浮気をしていることが発覚した際、すぐに別れさせて元通り…というケースは、残念ながら非常に少ないです。
浮気が起きてしまったカップルの大半は、浮気が発覚した時点で別れてしまいます。浮気をされても、別れずにお付き合いを続けるケースももちろんありますが、なかなか浮気をやめてもらえず、精神的に苦しい日々を長期間強いられることになります。
しかし、これは裏を返せば「期間は要するが、彼氏と浮気相手を別れさせることはできる」ということ。しっかりと時間をかけ、彼氏との関係修復のための努力を重ね、上手く立ち回ることができれば、浮気相手から無事に彼氏を取り戻すことは可能です。
彼氏が浮気相手と別れない理由は
信じられないことに、浮気が発覚したあとも、しばらく浮気相手との関係を続ける男性は、極めて多いようです。「もう会わない」と口では言っていても、実際は彼女の目をかいくぐり、浮気相手と会う時間や、連絡をとる時間をつくっています。
刺激が欲しい
彼女と長く付き合っていたり、何となく彼女とマンネリを感じている場合、浮気相手に刺激を求め、なかなか別れようとしないことが多いです。
ここで言う「刺激」とは、「新鮮さ」や「非日常感」などのことです。まだ恋愛関係にない異性と少しずつ距離を縮めていき、親密になるまでの過程に、彼女とは味わえないような新鮮さを求めているのです。
また、もし彼氏が浮気相手と性交渉をする仲である場合、彼女とはできないような行為をすることを、刺激として楽しんでいる場合もあります。
頼まれると断れない
職場などにも、ついつい断れずに仕事を請け負ってしまう…というタイプの人がたまにいますよね。それと同じように、アプローチされると断れず、そのまま流されてしまう…という人も、中にはいます。
このタイプの厄介な点は、一見浮気などしそうにない誠実そうな人も多いということ。「この人は真面目で誠実そうだから、浮気はしないだろう」と思って付き合った人でも、彼が断れないタイプだった場合、浮気相手とズルズル関係が続いてしまうことがあります。
ただし、このタイプは自分から浮気をしようとするわけではないため、他の女性からのアプローチがなくなれば、浮気をしなくなる可能性は高いです。
浮気で男としての自信を保ってる
浮気をする男性の中には、浮気をすることで男としての自信を保っている、という人も少なくありません。彼女以外の女性からモテたり、恋愛関係になったりすることで、自信を補っているタイプです。
このタイプの男性は、コンプレックスを抱えていたり、過去に女性関係でトラウマがあったりする人が多いのが特徴です。例えば、以前付き合った女性から、自分を否定されるようなことを言われた経験や、自分の身体へのコンプレックスなど。
そのコンプレックスやトラウマを、拭い去りたいという深層心理から、他の女性と関係を持とうとするようです。
浮気相手が切れないタイプは恋愛依存症かも
何度浮気相手と別れさせても、またすぐに別の相手と浮気をしている…。もし、彼氏がそのようなタイプの場合、その彼は恋愛依存症かもしれません。
恋愛依存症の人は、常に恋愛が最優先だったり、いつも誰かと連絡を取っていなくては落ち着かなかったり、とにかく心の隙間を埋めてくれる存在を求めています。そのため、付き合っている彼女がいたとしても、どこか物足りなく感じ、浮気をくり返してしまうようです。
恋愛依存症は、本人以外は治せないのが難しいところ。恋愛への依存をやめ、多方面から人生を豊かにしようと、彼自身が決意しない限り、克服するのは難しいです。
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本命と別れて浮気相手と付き合うことはある?
悲しいことに、本命の彼女と別れて浮気相手に乗り換えるケースも、決して少なくはありません。
浮気をされた彼女の方から別れを切り出したため、浮気相手と付き合いだす、というケースももちろんあります。しかし、彼女は別れるつもりがなくても彼が別れを切り出し、浮気相手に乗り換えるケースもあります。
理由は「彼女への罪悪感から逃れたいから」や「彼女より浮気相手の方が魅力的に感じるから」など、さまざまです。そして、残念ながら一度そう決心してしまった彼の心を変えるのは至難の業。そのため、その時点で浮気相手と付き合うことを阻止することは、極めて難しいです。
ただし、その後彼と浮気相手が長く続くことも比較的少なく、一時の盛り上がりが冷めると、別れてしまうことも多いようですね。
彼氏と浮気相手を別れさせる具体的な方法
刺激が欲しいタイプにはあなたが刺激を与えてあげる
刺激を求めて浮気をしてしまうタイプの彼氏には、浮気相手ではなく、彼女であるあなたが刺激を与えてあげるとよいでしょう。
彼氏との関係性や、お付き合いしているシチュエーションにもよりますが、例えば以下のようなことで、刺激につながる可能性は高いです。
- いつもは行かないような場所でデートしてみる
- 髪型やメイク、服や下着の系統を変えてみる
- 共通の趣味を見つける、または増やす
- 普段は言えない、彼氏への想いを伝えてみる
彼氏が「何かいつもと違って新鮮だな」と感じるようなことであれば、何でもOK。やりすぎは禁物ですが、適度な刺激を与え、浮気相手から自然と離れさせましょう。
頼まれると断れないタイプには彼に別れるようにさとす
断れない彼氏が、浮気相手からのアプローチを断るには、断れない心の弱さ以上の強い意志が必要です。場合によっては「浮気を続けるなら、悲しいけれどもう付き合うのは難しい。だから、浮気相手と別れてほしい」としっかり伝えるのもいいでしょう。
必要に応じて、断り方をレクチャーしてあげてもいいかもしれません。ただし、彼女から浮気相手に直接、別れるように伝えたりけん制したりするのは、リスクが伴うためあまりおすすめはしません。(理由は、次の項目内「浮気相手に対しあからさまなけん制をかける」にて説明しています)
その「断れない」のせいで、一番大切な本命の彼女を失うことになってしまうかもしれないことを、理解してもらいましょう。
浮気で男としての自信を保っているタイプはあなたがプライドを満たしてあげる
彼氏が、浮気によって自信を保っているタイプの場合は、まずは彼氏のプライドや自己肯定感を満たしてあげることが、何よりも大切です。
褒めや尊敬の言葉を多くかけてあげたり、普段よりも丁寧に感謝の気持ちを伝えたり。大切なのは、相手に伝わるようにしっかり言葉や態度に表すことです。
そのようにプライドを満たしてあげることで、彼氏の自信がつくでしょう。また、それと同時に、ここまで自分を立ててくれる彼女に対する、感謝や愛おしさなどが芽生えてくれることもあるため、自然と浮気相手と離れてくれる可能性も期待できます。
物理的に連絡が取れない、出会いが生まれないようにする
それでも、どうしても浮気をやめてくれない場合は、最終手段として物理的に連絡を取る手段や、出会いが生まれる環境自体を、なくすという方法もあります。具体的には、下記のような方法です。
- 浮気相手のLINEをブロックさせる
- スマホを定期的にチェックする
- 彼の友人など、周りの人と仲良くなる
- 会う頻度を増やす
- 友人や職場で、付き合っていることを公言してもらう
- (可能であれば)同棲をする
ただし、これらは本人の同意がないと行うことは不可能なので、彼氏への説得は必要不可欠。また、これらを行っても、結局抜け道を探して浮気をする人もいることは、念頭に置いておきましょう。
浮気相手と彼氏を別れさせるのにNGな言葉や行動
彼氏に浮気相手の悪口を言う
浮気相手の悪口を、彼氏に直接言ってしまうのは、NG行動のひとつ。なぜなら、例え浮気相手だとしても、彼氏がいいなと感じている女性の悪口を口にすることで、印象が悪くなってしまうのはあなただからです。
そんなのは理不尽だし、浮気相手に対して頭にくる気持ちは当然です。しかし、ここはグッとこらえて、浮気相手の悪口は彼氏がいない場所で言いましょう。
浮気相手に対しあからさまなけん制をかける
彼氏に浮気をされた際、LINEやSNSのコメント、電話などで浮気相手にけん制をかける人もいますが、この方法はあまりおすすめできません。効果がある場合もありますが、浮気相手の女性が強気な性格な場合、逆に攻撃されることがあるからです。
彼女が浮気相手のSNSを見ていることを分かった上で、わざとSNSに彼氏との写真をアップしたり、嫌がらせ行為をしてきたり。そのような、浮気相手からの攻撃によって疲弊してしまった…という体験談もあります。
彼氏に決めつけの言葉を浴びせる
浮気をされると「どうせ浮気相手の方が大事なんでしょ」「わたしのことなんて好きじゃないくせに」くらいの一言も言ってやりたくなりますが、実はこれもNG。
このような言葉を浴びせてしまうと、彼氏は「彼女は自分のことを理解してくれていない」と感じてしまい、さらに心の距離ができてしまいます。非常に勝手な話ですが、彼氏は自分を理解してくれる女性を求めるため、なるべく決めつけの言葉は控えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
浮気相手から彼氏を取り戻すのは、長期戦になるかもしれません。しかし、諦めなければ、浮気相手から彼氏を取り戻せる確率はグッとあがります。
彼氏が浮気をしてしまった際は、まずは彼氏がどのタイプなのかを見極め、それに合った方法で対処してみてくださいね。